最上棚にも手が届く大きさの冷蔵庫を選ぶ
最近の冷蔵庫は大きなものだと高さが180cm以上あり自分の身長より高いことがよくあります。
高さがある冷蔵庫だと、上のほうの棚に手が届きづらいのです。手が届かないということは、脚立やイスを持ってきてそこに登らないと食品を出し入れしたり、掃除することが出来ません。
食品の出し入れは毎日のことなので、この差は大きいです。
背が高い方は最上段にも手が十分に届くかもしれませんが、背が低い方は注意が必要です。
冷蔵庫を選ぶ際には、実際に扉を開け、手を伸ばして確認することが大切です。
すべての棚が外れる冷蔵庫を選ぶ
冷蔵庫の棚が外れないと、1枚1枚の棚を布巾やスポンジなどでゴシゴシしなければなりません。時間がかかるし、どうしても拭きムラが残ってしまいます。
棚を外すとこが出来れば、外した棚をキッチンのシンクでじゃぶじゃぶ水洗いすることが出来るので、短時間ですみずみまでキレイにすることが出来ます。
棚が外れる冷蔵庫は多いのですが、中には外れないものがあるので、必ずチェックするようにしましょう。
製氷機がどこまで分解掃除できるか調べてみよう!
冷蔵庫で作られる氷がカビくさい!?
製氷機で作られた氷、なんだか「カビくさい」と感じたことありませんか?
冷蔵庫の中は温度が低いから、カビが生えないと思ってませんか?
実はカビは10℃以下の環境下でも、繁殖を続けらるのです。冷蔵庫内は0~10℃位なので、カビが発生する条件に当てはまります。
ハウスクリーニングの仕事で冷蔵庫内の掃除をすることがあります。そのとき製氷機の給水タンク内に「カビ」が生えているのをよく見かけるのです!
みなさん、給水タンクの掃除は定期的にしていますか?
国民生活センターでも、「冷凍冷蔵庫の氷にカビ」について注意が呼ぶかけられています。
最近の大型冷凍冷蔵庫は自動製氷機付きが増えているが、消費生活センター等にはこのタイプの製品で出来た氷に関して、「カビが発生した」、「異物が混入した」、「異臭がする」などの衛生面に関する苦情が多数寄せられている。当センターはこれらの調査結果に基づき、事業者団体に製品改良等について改善策を要望した。併せて消費者への注意を呼びかけることにした。
自動製氷機でつくった氷に黒い汚れが付くとの苦情を調査した結果、カビの混入が確認された。取扱説明書には注意事項として週1回の掃除を行うことが記載されており、この種の苦情に対して、メーカーでは消費者側の維持管理上の問題としている。
苦情の原因には、冷蔵庫内に長期にわたって貯水されていると衛生上の問題が発生するという構造上の問題と、その取り扱い方法について使う側には十分認識されていないという消費者の使用上の問題が考えられる。
出店:国民生活センター「冷凍冷蔵庫の氷にカビ」にご注意(情報提供)
製氷機の仕組み
画像出典元:日立ホームページより
給水タンクに入れた水が、給水ホースを伝わり、製氷皿で氷が出来上がります。
給水タンクは目に見えますので、汚れてたりカビが生えていればすぐにわかります。しかし給水ホースや製氷皿は普段目にすることはないので、気が付かずに「カビ入り氷」を飲んでいるかもしれません。
「ん?なんか変なニオイしない?」
ちょっと怖いですよね。
製氷機どこまで自分で掃除できるのか?
冷蔵庫の製氷機は「給水タンク」「給水ホース」「製氷皿」の3つに分けることが出来ます。
冷蔵庫メーカー各社で、掃除できる部分が異なっているのです。
あるメーカーは「給水タンク」しか掃除できません。
あるメーカーでは「給水タンク」と「製氷皿」が掃除出来ます。
でも「給水ホース」まで自分で掃除できる冷蔵庫は、東芝だけのようです。
東芝「まるごとクリーン製氷」
東芝の冷蔵庫で、「まるごとクリーン製氷」という機能があります。
「まるごとクリーン製氷」であれば、「給水タンク」「給水ホース」「製氷皿」すべてを自分で洗うことが出来きます。掃除しやすさを優先するのであれば、一押しの機能です。
分解できない給水ホースって掃除する方法ないの?
「東芝のまるごとクリーン製氷すごい気になるけど、どうしてもほかのメーカーのデザインが気に入っているんです。給水タンクと製氷皿は自分で取り外して掃除出来るけど、給水ホースが取り外せないみたいです。やっぱり、分解できない給水ホースって掃除出来ないですか?」
本当は「給水ホース」まで掃除できる、まるごとクリーン製氷がおすすめですが、「サイズ」「デザイン性」「機能性」を考えると、お気に入りの冷蔵庫が決まりますよね。
そんなとき、給水ホースの洗浄は諦めなければならないのでしょうか?
いえ、分解できない給水ホースを掃除する方法はあるんです!
自動製氷機洗浄剤です。給水タンクに、洗浄剤を入れるだけです。洗浄剤が給水ホースを伝わるので、ホースの内側までキレイになるという仕組みです。
給水ホースを取り外して洗えない場合には、おすすめの方法です。
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