トイレの壁はなぜ汚れるのか?
トイレ掃除といえば、真っ先に思いつくのは「便器」だと思いつくかと思います。
ただ便器以上に、汚れやすい場所があります。
それは、トイレの壁です。
便器横の壁紙です。目に見えては、汚れているようには見えませんが・・・・・
トイレの電気を消し、紫外線光をあてると・・・・
ごらんの通り、なにやら無数に白く光っているのが分かります。これは紫外線に汚れが反応したからです。
このように肉眼では見えませんが、トイレの壁は非常に汚れています。
では、この汚れ何だと思いますか?
トイレの壁の汚れは、いったい何なの?2つの汚れが混在している!
トイレの壁の汚れは、大きく2つに分けられます。
ひとつは、「カビ汚れ」もうひとつは「尿汚れ」です。
カビ汚れ
用を足し水を流すときの水しぶきが壁まで飛び散るのです。また便器にたまっている水が自然蒸発したりと、トイレ自体常に湿気が多い状況です。
またトイレは、以外にもホコリがとめて多いのです。
このような状況下は、「カビ」がとめて繁殖しやいのです。
便座をパタンと閉めてから、水を流すようにしてください。たったこれだけの違いでカビ汚れを防ぐことが出来ます。
尿汚れ
男の子や男性がいるご家庭のトイレは、尿汚れがひどいことが多いです。これは立った状態で小便をするからです。
高いところから水をこぼすと、水しぶきが「大きく」「広く」跳ねあがります。ところが低いところから水をこぼしても、水しぶきは「小さく」「狭く」跳ねます。
トイレでも同じように立って小便をするのと、座って小便をするのでは、飛び散り方がぜんぜん違ってきます。
その壁に跳ねた尿は、最初のうちはあまり目立たないので気付きません。ただこの状態をしばらく放置してしまうと、「トイレにはいるとおしっこ臭い」「あれっ、この黄色いシミ」なんだろ?となってしまいます。
壁の尿汚れを防ぐには、男性・男の子も座って小便をすることが最も効果的です。
男性がオシッコをすると、便座のフチや床、その周囲にビックリするくらい尿滴が飛び散ります。なんと1日で便器の手前から10cmの場所には約200滴、床全体では約2300滴ものオシッコが飛び散っているとか。
クロス・壁紙は汚れや尿が染み込みやすく落としずらい
トイレの壁は、クロス(壁紙)が張られていることが多いかと思います。このクロスですが、水分や尿が染み込みやすいのです。染み込みやすいということは、汚れが落ちにくいということです。
壁材としてクロスは安価で施工も簡単なので、使われることが多いのです。
ただし掃除しやすい「トイレの壁」を望むのであれば、クロスに代わる「壁材」に変えることが必要になります。
汚れ防止壁紙
通常のクロスの上に、汚れ防止フィルムを表面にラミネート加工したクロスが、どのメエーカーからも発売されています。フィルムが張られているので水や尿は染み込まれません。また汚れが落ちやすく、トイレのお手入れが簡単です。
トイレで使うクロス選びには次のキーワードを意識しましょう。
・「汚れ防止」
・「防水タイプ」
・「消臭機能」
・「防カビタイプ」
通常のクロスよりは割高になりますが、選ぶ価値はあると思います。
トイレパネル
トイレの飛び散り汚れをしっかりガードしてくれるのが、トイレパネルです。
擦れや引っかきによる傷が付きにくとても丈夫で、汚れ落としも簡単です。壁紙では水分が染み込んでしまうので洗剤は使えませんが、トイレパネルであれば洗剤でゴシゴシしても大丈夫です。
この記事へのコメントはありません。