夏になると、ついつい茹で過ぎてしまう「そうめん」。
我が家も「ちょっと多めに茹でておこう」と思って作ったものの、
食べきれずに残ってしまうことがしばしば…。
「これ、冷蔵庫に入れておけば明日も食べられるよね?」
とそのまま保存して、数日後に”ヌルヌル&臭いが…”なんて失敗も。
この記事では、「茹でたそうめんの正しい保存方法」について、実体験を交えながらお伝えします。
冷蔵・冷凍のポイントや保存期間、さらに失敗しないコツやリメイクレシピまで、まるっとまとめました!

夏はそうめんを茹ですぎてしまうので、保存方法を知っておくと便利ですよ!
茹でたそうめんは冷蔵と冷凍、どっちで保存する?


そうめんを茹ですぎてしまったとき、「とりあえず冷蔵庫に入れておけば大丈夫かな?」と迷ったことはありませんか?
実は、保存方法によって味や食感に大きな違いが出るんです。
ここでは、冷蔵と冷凍それぞれの保存方法について、メリットや注意点を比較しながら紹介します。
状況に合わせて最適な方法を選べば、そうめんを美味しく最後まで楽しむことができますよ。
冷蔵保存のメリットと注意点
茹でたそうめんを冷蔵保存する場合、保存できる期間はおよそ1〜2日が目安です。
それ以上経つと、そうめんの風味が落ちたり、酸っぱいにおいやぬめりが出てくる可能性があります。
冷蔵庫の中でも細菌の繁殖は完全には止まりません。
特にそうめんは水分が多いため、他の麺類と比べても劣化しやすい特徴があります。
保存する前には、冷水でしっかりと洗ってぬめりを取り除きましょう。
その後、キッチンペーパーで麺の水分を丁寧に拭き取ることが重要です。
水分が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなり、保存中の傷みの原因になります。
保存の際には、密閉容器かチャック付きの保存袋を使うとよいでしょう。
日付を記入したラベルを貼っておくと、食べ忘れを防げて安心です。
そうめんが麺同士でくっつかないようにするためには、ごま油やオリーブオイルを少量まぶしておくのがコツです。
これは風味もよくなり、見た目も美しく保てるのでおすすめです。
冷蔵保存のメリットは、なんといっても手軽さにあります。
冷凍よりも準備が簡単で、解凍する手間が不要なので、すぐに使えるというのは大きな魅力です。
翌日のお昼ごはんや、ちょっとした一品としてさっと使えるため、忙しい日にも助かります。
スープやサラダなどにも活用しやすく、アレンジの幅も広がります。
保存期間を守りつつ、ちょっとした工夫を加えれば、冷蔵保存でもおいしさをキープできますよ。



茹でたそうめんを冷蔵保存したところ、3日後にはぬめりが…
やはり2日くらいが限度かもしれませんね。。
冷凍保存のポイントとコツ
冷凍保存は、茹でたそうめんを数日以上保存したいときに最適です。
正しい手順で冷凍すれば、約1か月はおいしさを保てます。
まず、茹でたそうめんは、冷水でしっかり締めてぬめりを取ります。
この処理を省くと、冷凍後に麺がベタついてしまうことがあります。
洗った麺は、キッチンペーパーなどで丁寧に水分を拭き取りましょう。
水気が多いままだと、冷凍時に氷の膜ができてしまい、解凍時に食感が悪くなる原因になります。
1食分ずつに分けてラップで包むと、使いたい量だけ取り出せて便利です。
そのラップごと、フリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜いてから封をしてください。
この二重包装は、冷凍焼けを防ぎ、他の食品のにおい移りも防いでくれます。
解凍の際は、自然解凍せず、熱湯でそのまま温めるのがおすすめです。
時間をかけずにほぐすことで、つるんとした食感が損なわれにくくなります。
保存した日付を袋に記入しておけば、食べ忘れや期限切れも防げます。
まとめて冷凍しておくと、忙しい日でもサッと使える一品として活躍しますよ。



わたしは多めに茹でた時は冷蔵庫で保存!
小腹が空いたといにこっそり食べちゃう♡
そうめんの保存におすすめの容器は?
そうめんを保存するときに見落としがちなのが、「どんな容器に入れるか」というポイントです。
実は容器の選び方ひとつで、保存中の劣化や風味の低下を大きく防ぐことができます。
冷蔵保存の場合
冷蔵の場合は、密閉できるタッパーやチャック付きの保存袋がおすすめです。
特に密閉性の高い容器を使うと、乾燥や冷蔵庫内のにおい移りを防げて、そうめんの美味しさをキープできます。
タッパーを使う場合は、麺が平らに広がるように入れると、取り出しやすさもアップします。
\そうめんの冷蔵保存にはこれ!/


冷凍保存の場合
冷凍保存には、フリーザーバッグが定番です。
ラップで包んだそうめんを袋にまとめて入れたあと、できるだけ空気を抜いて封をすることで冷凍焼けを防げます。
最近では「冷凍保存専用」の厚手タイプの袋も販売されているので、そういった商品を選ぶのもおすすめです。
さらに、保存期間や内容を書いたラベルを貼っておくと、後から使う際にとても便利です。
調理の予定を立てやすくなり、うっかり期限切れを防ぐことができます。
\フリーザバックが便利/


ちょっとした工夫で保存の質が大きく変わるので、容器にもぜひこだわってみてください。
茹でたそうめんの保存期間はどれくらい?


そうめんを保存するときに、どれくらい日持ちするのかはとても気になるところですよね。
「いつまで食べられるの?」
「見た目は大丈夫だけど実は傷んでる?」
と心配になることもあるかもしれません。
実際の保存期間は、冷蔵か冷凍かによって大きく変わってきます。
ここからは、それぞれの保存方法ごとに目安となる日数と、その理由について詳しく紹介していきます。
茹でたそうめんは冷蔵で何日もつ?注意点と保存のコツ
冷蔵保存したそうめんは、1〜2日以内に食べきるのが理想的です。
これは、冷蔵庫内でも細菌の活動を完全に止めることはできず、時間の経過とともに食材が劣化していくからです。
特に、そうめんは水分を多く含んでいるため、雑菌が繁殖しやすく、思った以上に早く風味が落ちてしまいます。
時間が経つと、麺がぬるぬるしてきたり、酸っぱいにおいが発生することがあり、これは傷み始めているサインです。
保存前に冷水でしっかりと洗ってぬめりを落とし、水気を丁寧に切ることが、保存期間を少しでも延ばすコツになります。
さらに、密閉容器に入れることで空気との接触を防ぎ、品質の劣化をある程度遅らせることが可能です。
保存の際は、ごま油を少量まぶしておくと麺がくっつきにくくなり、見た目も美しく保てます。
また、保存した日付をメモしておくことで、食べ忘れや食中毒のリスクも減らせます。
見た目や匂いに異常を感じたら、たとえ数日以内であっても無理せず処分するのが安全です。
そうめんを冷凍したらいつまで食べられる?
安全な保存法も解説
冷凍保存したそうめんは、およそ1か月を目安に食べ切るのが理想とされています。
冷凍することで細菌の増殖がほぼ止まり、長期保存が可能になりますが、時間が経てば経つほど風味や食感は少しずつ劣化していきます。
保存前には、麺をしっかりと冷水で洗ってぬめりを落とし、十分に水気を切ってから一食分ずつラップに包みましょう。
この状態でフリーザーバッグに入れ、空気をしっかり抜いて密閉することで、冷凍焼けを防ぎ、風味の劣化も最小限に抑えることができます。
解凍する際は、自然解凍を避け、熱湯で直接ほぐすのがベストです。
こうすることで麺がべちゃつかず、つるんとした食感を保ちやすくなります。
冷凍した日付を袋に記入しておくと、食べ忘れを防ぐだけでなく、品質管理にも役立ちます。
冷凍していても、色の変化や異臭、ぬめりなどが見られた場合は、無理せず処分するようにしましょう。
おいしく保存するためには、凍らせる前のひと手間と、正しい解凍方法がポイントになります。
余ったそうめんをリメイク!簡単レシピで美味しく食べ切る方法
そうめんを保存しておいたはいいけれど、「また同じ食べ方か…」と飽きてしまうこと、ありませんか?
でも、少し工夫するだけで、いつものそうめんが全く違った一品に変身します。
ここでは、冷蔵庫にある身近な食材で作れる、簡単で美味しいアレンジレシピをご紹介します。
どれも手間なく作れるのに、見た目も味もばっちりなので、家族にもきっと喜ばれますよ!



冷凍したそうめんの解凍に失敗した場合にもおすすめ!
そうめんチャンプルーの作り方
そうめんが余ったら、炒め物にアレンジする「そうめんチャンプルー」はいかがでしょうか?
具材を炒めてそうめんを加えるだけで、ボリューム満点のおかずに早変わりします。
材料(2人分の目安)
- 茹でたそうめん:2束分程度
- 豚こま肉またはスパム:100g
- 卵:1個
- キャベツ:1〜2枚
- にんじん、玉ねぎ、ピーマンなどの野菜:各適量
- 調味料(塩・こしょう・しょうゆ・豆板醤など)お好みで
- ごま油:大さじ1
作り方
- フライパンにごま油を熱し、豚肉またはスパムを炒める。
- 火が通ったら、薄切りにした野菜を加えて中火で炒める。
- 野菜がしんなりしたら、茹でたそうめんを加える。
※麺がほぐれにくい場合は、水を少し加えると◎ - 全体が混ざったら、溶き卵を流し入れ、さっと炒めて火を通す。
- 仕上げに、しょうゆや塩・こしょうで味を調える。
辛さが欲しい場合は豆板醤を加えてもOK。



野菜やお肉は冷蔵庫の残り物でも大丈夫です。
味付けのバリエーションも自由自在なので、飽きずに楽しめますよ!
さっぱり美味しい!そうめんサラダ
冷蔵庫に余ったそうめんを、爽やかな一品に変えてみませんか?
火を使わずにササッと作れる「そうめんサラダ」は、暑い日にもぴったり。
野菜をたっぷり使うことで栄養バランスも良く、見た目も華やかになります。
材料(2人分の目安)
- 茹でたそうめん:2束分程度
- きゅうり:1/2本
- トマト:1個
- レタス:2〜3枚
- ツナ缶:1缶(またはサーモン、アボカドでも可)
- ドレッシング(市販のものでもOK)
オリーブオイル 大さじ1、レモン汁 小さじ2、塩 少々、こしょう 少々、砂糖 少々
作り方
- 茹でたそうめんは冷水でしめ、水気をよく切っておく。
- 野菜は食べやすい大きさにカットする。トマトはくし切り、きゅうりは斜めスライス、レタスはちぎる
- ボウルにすべての具材とそうめんを入れ、軽く和える。
- ドレッシングの材料を混ぜ合わせてから全体にかけ、手早くなじま
- 器に盛り付けて完成。お好みで炒りごまや刻み海苔をトッピングしても◎
ツナをサーモンに変えたり、アボカドを加えるとぐっとおしゃれな仕上がりになります。
お弁当のおかずにもぴったりの一皿です。
体がほっとする♪そうめんスープの簡単レシピ
寒い日や、ちょっと体が疲れているときには、あったかい「そうめんスープ」が心に染みわたります。
あっさりしているのにしっかり旨みもあって、朝ごはんや夜食にもぴったりの一品です。
材料(2人分の目安)
- 茹でたそうめん:1〜2束分程度
- 鶏がらスープの素:小さじ2
- 水:400ml
- しょうが(みじん切り):小さじ1
- 長ねぎ(小口切り):5cm分
- 鶏むね肉 or しめじ・豆腐など:お好みで
- 塩・こしょう:各少々
- ごま油:数滴
作り方
- 鍋に水と鶏がらスープの素、しょうが、ねぎを入れて火にかける。
- 沸騰したら、お好みの具材(鶏肉やしめじなど)を加えて火を通す。
- 茹でたそうめんを入れて、再び軽く沸かす。
- 全体に火が通ったら、塩・こしょうで味を調え、ごま油を数滴垂らして香りづけする。
- 器に盛り、好みで青ねぎや白ごまをふって完成。
しょうがの香りがほんのり効いた優しいスープは、風邪気味の日にもぴったりです。
具材を変えればアレンジ無限大なので、冷蔵庫の残り物でも気軽に作れますよ。



これらのレシピで、余ったそうめんを美味しく活用してみてくださいね!
いつものそうめんが、全く新しい料理へと生まれ変わりますよ。
茹でたそうめんに関するよくある質問


茹でたそうめんの取り扱いについて、様々な疑問があるかと思います。ここでは、よくある質問に対する答えと、それぞれの状況における適切な対処方法を解説します。
茹ですぎたそうめんはどう保存すればいい?
やわらかくなりすぎたそうめんは、冷水でしっかり洗って水気を切り、ごま油やオリーブオイルを少量絡めましょう。
保存は密閉容器か保存袋に入れて冷蔵庫へ。
2〜3日以内に食べ切るのが安全です。
炒め物やスープに使うと食感が気にならず、美味しくリメイクできます。
そうめんは常温でどれくらい保存できる?
茹でたそうめんは常温では基本的に保存できません。
夏場なら1〜2時間以内が限度で、傷みやすく食中毒の原因になります。
すぐに冷やして冷蔵または冷凍保存を。どうしても常温で置くなら、氷水につけて1時間以内に食べ切りましょう。
茹でたそうめんが傷んでいるかどうか見分ける方法は?
ぬめりが強い、酸っぱいにおいがする、変色している、これらが傷みのサインです。
少しでも異常を感じたら、たとえ保存期間内でも食べずに処分を。
安全のため、冷蔵は1〜2日、冷凍は1か月を目安に使い切るのがベストです。
茹でたそうめんの保存方法は?まとめ
夏の食卓に欠かせないそうめんですが、茹ですぎて余ってしまうことも多いですよね。
でも、ちょっとした工夫と正しい保存方法を知っていれば、無駄にせず美味しく食べ切ることができます。
冷蔵・冷凍を上手に使い分ければ、日持ちも風味もぐっとアップ。
さらに、飽きてしまった時はアレンジレシピを活用することで、違った楽しみ方も広がります。
そうめんは、保存とリメイクのコツさえ押さえればとても扱いやすい食材です。
ぜひ今回ご紹介した方法を参考にして、余ったそうめんを最後までおいしく活用してみてくださいね!